2014/08/05
香港のオフィス賃貸料は世界第2位であることが分かった。不動産コンサルタントのCBリチャードエリスがこのほど発表した調査統計で、6月24日付香港各紙によると、これは世界126カ国・地域で今年第1四半期までの半年間のオフィス賃貸料を調査したもの。全体の伸び率は2.3%で、米大陸は3.3%、アジア太平洋は2.9%となっている。1平方フィート当たりの月間賃貸料の1位はロンドン・ウエストエンドで180.2ドル。2位の香港セントラルは157.2ドル、3位は北京・金融街の127.2ドルとなっている。同社は10月から始まる上海・香港両証取の相互アクセスで香港のオフィス賃貸料は上昇すると予測している。
お知らせ!
特区政府投資推広署(インベスト香港)は6月26日、今年上半期の域外企業による香港投資の統計を発表した。香港で開業または業務拡張を行った海外と中国本土の企業は前年同期比4.7%増の223社で、半期のみの数字としては過去最高を更新。投資企業は38カ国・地域に及び、トップ5は中国本土で55社、次いで米国30社、日本20社、フランス19社、英国19社となっている。インベスト香港のサイモン・ガルピン署長は「多くのグローバル企業にとって香港はまだ魅力のある場所といえる。欧州などからの起業家の来港も増えつつある」とコメント、また同署が掲げている投資企業数350社という通年の目標も「達成は十分可能」と自信を見せた。


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