2011/10/12
香港の中古住宅取引前週比11%減、施政報告前で3週連続低迷、10月13日発表される施政報告(施政方針演説)で新たな不動産政策が打ち出されるため、中古住宅市場では先週末(8~9日)の物件取引量が前週に続き低迷した。お知らせ!
10日付『香港経済日報』『文匯報』などによると、美聯物業(ミッドランド・リアリティー)が指標とする10大団地の両日の物件取引量はわずか8件で前週比11%減、3週連続で10件以下となった。6カ所の団地では取引ゼロだった。一方、同日付『明報』によると、中原地産(センタライン・プロパティーズ)の同様の統計では取引量は18件で、前週比80%増と大幅に回復。施政報告発表前に売却すべく値下げが活発となった。中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は9月26日~10月2日の週で99.8となり、前週比0.59%上昇。2週連続の上昇で過去13週間で最高。ただし来週発表の指数には9月末の株価暴落の影響が反映される見込みだ。

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